敬愛する方のおくやみ
昨日、各メディアの”おくやみ”欄に「元日弁連理事の原後山治さん死去」という記事が掲載されました。
「在日韓国人の司法修習生採用をめぐる問題で弁護団長を務め、外国籍の人に門戸を開いた。法廷での傍聴人のメモをめぐり「知る権利」が争われた訴訟や、法廷外での弁護士の仲裁制度の創設などに力を尽くした」
12年前・・・70歳からパソコンと英語を習得されたいということで、隔週のペースでお会いして、私は原後先生にパソコンレッスンを。原後先生は私にこれまでの人生の体験談を。時にはカラオケで旧制高校の寮歌を熱唱していただいたり、時には旅先でご一緒してイギリスのケンブリッジに同行したり、最愛の息子さんがお亡くなりになられた時には、一日かけて弔文作成に立ち会ったり・・・私にとっては、最も敬愛する師のお一人でありました。一昨日、お亡くなりになった事は聞いておりましたが、ずっと、心に大きな穴が開いたような心境で、愛する人の逝去は大変悲しいことです。告別式に伺わせて頂く予定です。
パソコンレッスンを行いながら・・・5年くらいかけて、原後先生の過去の事件に関する資料などを整理をして、弁護士50周年の資料作成をお手伝いしていたことがありました。もちろん、守秘義務の範囲内や時効が過ぎたものをお聞かせいただきましたが、強い意志力を持って、決めた事は必ず達成する力をお持ちになっておられました。絶対に勝てないと言われた訴訟をひっくり返した事もあり、戦略家としても大変な実績をお持ちであられました。
その場で処理をしていく姿勢もまた大変勉強になり、私と話をしている内にだんだんヒートアップしてきて、その場で新聞社に電話をしたり、業界では大変有名な方に直接連絡をして段取りをつけたり、電光石火の如く、決断をして実行をしていく迫力に感銘を受け、大いなる影響を受けました。原後先生のスピリッツは、確実に私の中にも根付いており、敬愛する師のお一人であり続けます。
その生き方や姿勢に大きな魅力を感じる素晴らしい方でした。ご冥福をお祈りすると共に、これまで大変お世話になりました。心よりの感謝を申し上げます。
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