2008.10.21

2年前の予兆

撮り貯めていたテレビ番組を、時間を見つけて、2倍速で見るようにしております。

見ている番組は、2006年に放映された「ガイアの夜明け」「経済羅針盤」「がっちりマンデー」「その時歴史が動いた」。

毎週撮っていたのですが、なかなか見る機会がなかったものの・・・2年経って追いかけて見て見ると、今の経済破綻に繋がっていく予兆が沢山出ておりました。

経済羅針盤では、今の経済動向!ということで、いざなぎ景気などの過去の景気特集と、2006年の景気が良いという話がされておりました。当時は小泉政権が終わるかどうかで、アメリカの景気もサブプライムで絶好調だった訳です。がっちりマンデーでも、アメリカの住宅価格が気になるというコメントをされていた方もおられました。

変な感覚を覚えるのですが、同じ番組を見ていたとしても、答えを知っている状態で見るのと、そうではなく見ているのでは、全く違います。ある主婦が「私は預金を全て株にしました!」と、デイトレードをしているガイアの夜明けを見た時に、「それは危険だからすぐ辞めなさい」と当時は言えなかったと思います。また「これからは海外金融へ積極的に投資をしていく!」と宣言をしていた巨大銀行の頭取の発言は、リスクマネーにお金を相当吸い込まれましたと言っていると同じ意味です。

当時は良かったと思われていたことが、それが全く出鱈目で間違った判断だったと後に言われる証拠をテレビで宣言をしているという訳になるのです。

景気に左右されず、コツコツと自分の本業に特化をして、その専門性を高めていく。これこそが私の目指す道ではないかと思いました。もちろん、本業に関わることには積極的に取り入れていきたいと思いますが、自分がやるべきこと。やらなくてもいいこと。選択と集中という言葉が流行ったことがありましたが、何を自分がしていくべきかについて、改めて考えてみる良い機会だと感じております。

今でも素晴らしいと思える企業経営者の方も沢山おられます。伝統を守り、企業理念をしっかり持ち、数百年に渡って、社会のために尽くしておられる経営者の言葉は2年前も今もこれからも、変わらないのだろうなという気付きもありました。短期的な視野よりも、長期的な視野に立って、より社会に求められる存在になっていきたいと思います。

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2008.10.16

ジェットコースターのような経済

急激に上がったかと思うと、急激に下がる。
暴落の後、暴騰をして、暴落する。

2001年にアメリカで起きたネットバブル崩壊の現場の様子を、実際に体験をした方からお話を伺ったことがあるのですが、大暴落の前の株価変動は、まるでジェットコースターのようだったと聞いたことをふと思い出しました。

集団心理とでもいうのでしょうか?
誰かが不安に感じて、その不安を解消しようと行動に出ると、雪崩が起こるかのように、一気にその方向に進んでしまいます。

これまで、オランダのチューリップ。日本の不動産。アメリカ・日本のIT関連株。バブルがおきて、それが破裂して、大混乱が生じる。ということが幾度となく繰返されてきました。人類は歴史から学ばないというのか、同じ事を違う形で繰返し続けてしまっているように思います。

週末にウォール街という映画を見る機会がありました。マイケル・ミルケンがモデルとされるマイケル・ダグラス演じるゲッコーが、インサイダー情報を駆使して、会社のM&Aを行い、巨額の利益を求め、欲のために経済を利用する人物に焦点が当てられております。

日本でM&Aとか、TOB(株式公開買付)が日常的になるような時代が来るなんて、20年前は想像も及びませんでしたが、かつては対岸の火事だと思っていたことが、今では自分の足元にまで及んできています。これがグローバル化の一つの現象化といえばそれまでですが、アメリカの株価が、直接日本、ヨーロッパの株価と連動をして、世界同時株安が普通に感じられるようにもなりました。

時代の流れの中で、2008年秋は歴史に残る大変な激動の始まりだと言えるかと思います。後の教科書に載る大きな転換機である今、当事者として、どうこの局面を正しく生きていくか。強い意志が必要とされているのだと感じます。

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2008.10.07

価値の転換期

連日、世界経済のニュースが報道をされておりますが「世界大恐慌」「大米帝国の終焉」「世界経済崩壊」など、見出しだけを見ていると信じられないほど、厳しい状況ばかり伝わってきます。

そもそも、アメリカの国内問題であるはずのサブプライム問題が、世界金融と直結をしていること事態が有り得ない話ですし、リスクを極限まで分散をさせていったらリスクがなくなったという説明による詐欺まがいな金融商品によって、膨大な利益が生み続けられていた状態に、全ての原因があり、すなわち、一時的に儲けた分、その百倍、千倍の反動が同時に起きてきたということになります。

「政治家は新聞の見出しで殺される」・・・と加藤紘一氏は言っていたようですが、「世界経済も新聞の見出しで殺される」のではないかと思うほど、不況に拍車をかけて加速化させている状況に、メディアの節操のなさを感じます。新聞に「危険」と書かれた会社は、どんなに内容が良くても株を売られ、ますます危機的な状況に追い込まれていきます。乗り越えられるものも、乗り越えさせなくする効果があるのです。例えば2年前にもてはやされていた会社に対して、会社更生法適用や破産申請がされた時に、手の平を返したような対応をしているのを見ていると、決して他人事ではありません。

今は「価値の転換期」にあり、広義な意味での物々交換にしか価値が見出せない時代になりつつあります。戦犯探しをしても仕方なく、今自分がやれることをコツコツと積み重ねていくしか道がないと思います。本業回帰。自分がやれること。自分が付加価値を付けられることを、その役目に応じて行うことが最も大切なことなのではないかと考えます。

バブル経済の崩壊は、20年前の日本で起こり、3年前にミニバブルということで、バブル経済時以上の価格をつける不動産が現れるほど、異常に膨らみました。「バブルの痛みを知っているうちは、次のバブルは起きない」といわれていても、今回は世界的な金融経済の崩壊。アメリカの没落という形で、凄まじい人類史上未曾有の事態がおきようとしているのです。かつての世界大恐慌時は、4人に1人が失業をして、銀行に取付騒ぎおきて、最終的には戦争にまで突き進んでしまいましたが、同じ轍を二度踏んではならないと思います。

人の欲望が無限大に広がることによっておきた、この根本的な問題を解決にするには、人の心によって自制をして本来あるべき姿に戻り、価値感や生き方を変えていくことによってのみ、通常に戻れるのではないでしょうか?地球環境問題もしかり、戦争もしかり、もはや地球全体で物事を考えてまとまっていく時代に差し掛かってきたとも言えると思います。

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2008.09.24

連立ちゃんぽん

今から14年前。私も当時、20歳の大学2年生だった頃、自民党・社会党・魁が連立を組んで、村山総理誕生という時代がありました。それに対して、当時野党となった新生党にいた小沢一郎が、色々と画策をして、次の政権の座を狙っている。という構図の中に生まれた歌「連立ちゃんぽん」です。

アメリカやイギリスでは政治を風刺するという文化が非常に洗練されていたような印象があったのですが、日本でも始まったことに凄く面白く感じたのですが、それ以降は、ほとんど風刺らしい風刺はなかったように思います。

与党も野党も、パワーバランスが均衡をしていて、自由に発言できた時代が生んだ名作?なのかも知れませんが、14年後に「誰がボス猿 次狙っているのは?」という状況が生まれたこともあって、ご紹介させていただきました。

とんねるずの番組のエンディングテーマだったように思います。

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2008.09.17

モラトリアム・取付騒ぎ・徳政令

いよいよ幕を開けた金融大恐慌。
あくまでも、ドミノ倒しの最初のドミノだと感じていたサブプライムローン問題が、次の局面へ向けて大きく展開し、リーマンショックへとなりました。

昔から言っていた・・・みたいなことをいうのはナンセンスなので、今後のシナリオについて想定をしてみたいと思いますが、あくまでもこれは「想定は悲観的に、行動は楽観的に」という意味での、そうなってはならないという意味においての流れですので、そうしないために最大限の努力をして、大津波の白波が見えている今、自分の周りや救えることは救っていくための想像力を働かせる時であろうかと思います。

キーワードとして浮かんでいるのは、「モラトリアム」→「取付騒ぎ」→「徳政令」

特にモラトリアムを調べてみると

「支払猶予令のこと。天災、恐慌などの際に起こる金融の混乱を抑えるため、手形の決済、預金の払い戻しなどを一時的に猶予する事。日本では関東大震災後(1923年、震災手形を参照)と昭和金融恐慌(1927年)の際のモラトリアムが知られる。」
Wikipedeaより 以下含む

混乱を抑えるための措置・・・となるわけです。今、保険会社・証券会社・銀行に問い合わせが殺到しているように、金融不安が表面化することによって、「取付騒ぎ」のような騒動が巻き起こっていきます。

そして徳政令に至っては、日本の歴史に登場する言葉で

「日本の中世、鎌倉時代から室町時代にかけて朝廷、幕府などが債権や債務の放棄を命じた法令」
別の表現では
「天人相関思想に基づき、代替わり或いは災害などに伴い改元が行われた際に天皇が行う貧民救済活動」
すなわち、実体経済そのものが破綻していくことを防ぐために、最低の保障をしていく制度が取られていくことになります。

人類が今まで体験したことのない領域に差し掛かりつつある今、最も大切にしなくてはならないことは何かに気付くときが来ているように思います。火種はずっとあり続けてきたものの、それが点火をすると燃え広がるのはあっという間だということを感じる日々です。

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2008.09.11

高速道路に虎が大量発生。軍が退治

33年10ヶ月の人生の中で、もっともインパクトがあったニュース記事。1995年12月のネパール・カトマンズポスト(英語版)の三面にあったニュースタイトルです。

ネパール・インドとの国境近くの高速道路(普通の道路だと思いますが)に虎が沢山出て危険なので、軍が出て行って虎に大きな音か何かを聞かせて、森に帰るようにさせた・・・みたいな内容でしたが、ネパールは違うな!と衝撃を受けました。「7ヶ月間、飲食をしない少年を発見!」もネパールだけのことかと思いきや、世界にニュース配信されましたが、虎を軍が退治したというのもグローバルな話題になる可能性さえ持つインパクトです。

タイトルで人を惹き付ける・・・ということは、本屋さんに行くとつくづく思いますが、内実が一致しているケースはなかなかありません。

ネパール・伝説の英雄 ヒマラヤンタイガー。

元グルカ兵で、アメリカで武者修行をしたネパール発のプロレスラー。エベレストを短パンとTシャツで登れる肺活量をもち、傭兵時代に闇に葬ったとされる数は三桁を越える・・・

というインパクトのある記事を仕掛けたこともありましたが、人を「おっ」と思わせるには、一体どんな働きかけをしていくのが良いのかというのが、今一番気になることです。

人を純粋に楽しませたい。喜ばせたい。という思いは通じると思いますし、何かインパクトのあるニュースやタイトルを知っている方がおられたら、是非教えてくださいね!

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2008.09.03

サプライズ辞任

わが国の総理が”サプライズ辞任”ということで、世間を賑わしておりますが、昨年の就任時から短命だろうという雰囲気はずっと感じておりました。就任時と辞任時。漂う雰囲気が同じというのも、人は本質的には変われないのだろうかと思います。

7月末に外国から友人が来たときに「日本の総理大臣はどなたですか?」と聞かれたとき、「福田首相ですが、特に覚えなくても良いですよ。すぐに辞めるでしょうから」と答えた記憶があるのですが・・・国家を代表する首相を誇りに思えないというのは、凄く悲しいことだと思いました。

かつて、安倍元総理が国民の期待を一身に背負って、首相になった翌日の新聞記事で、銀座でクラブを経営する女性のコメント「企業では良くて部長、課長が適任で、トップに立つ器ではない」という辛辣なものがありましたが、良くぞ、その発言を就任時に言えたと感心しました。辞任の時に、メディアから散々叩かれておりましたが、就任時にはそのメディアは歯が浮くような言葉で溢れておりましたので・・・

我が身に置き換えてみても、私自身未だにトップに立てる器ではないですし、課長も適任ではなく、係長か主任くらいの至らない実力ではありますが、気概だけは大きく持ち、日々精進をしていかねばと思います。女性の直感というか、感性は時として本質をずばり言い当てるようで・・・私もきっと見透かされてしまいそうな感じがしております。

辞任会見は全て見ておりましたが、最後の質問は、質問をする記者も失礼な対応だったように思いました。そこの部分をクローズアップして取り上げられておりましたが、日本のメディアの品位も合わせて、もっと誠意ある質疑応答がなされるべきだとも思います。一国の首相に対しての尊厳というものを、メディアの記者も持ち合わせなければなりません。

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2008.08.28

ネパールの村の現状

テレビ東京でネパールの村の現状を番組で放映をされると知って、録画をして見ました。

アイドルの石川梨華さんという20代前半の女性が、ネパール南部のインドに近いアマ村を訪れて、不衛生な環境で生きる人々の生活に密着をして、浄水器をプレゼントをするという内容でした。

限られた時間であることや、様々な制約があることもあったかと思いますが、そこにはいつも見るネパールの姿がありました。路地の裏側には、生ゴミの臭いがしてくる感じや、特に雨期になると山蛭(現地語でズカ)と泥まみれの足下。そして、素朴で純粋な人々。

21歳で初めてネパールに行ったときの事を思い出し、初心に戻ろうと感じさせる内容で、今こそ私の出来ることとは何かを改めて振り返る機会にしていこうと思います。

使命感に突き動かされて、何かをしなくては!と力んでいた頃は、結局何も出来なかったように思うのですが・・・今は違います。自分の出来ることに純粋に徹していけば、何十、何百、何千、何万もの人々の生活や環境に、大きな影響を及ぼせるだけの実力を身につけつつあります。同時に私たちが彼らから学ぶことは沢山あり、その機会を多くの人に感じてもらえることで、人生の幅は広がり、人生観や考え方にもいろいろな刺激になると思います。私は多大にネパールから影響を受けていることも改めて知りました。

いつも私は周りの人から誤解を受けることばかりで、その思いは届かないばかりか、時に自分の存在などは全くの無価値ではないかとさえ思い悩む時もあります。しかし、いつかは理解される日は来るのではないかと信じていなければ、いつまで経っても状況は変わっていきません。継続していくことを念頭において、少しずつでも世の役に立っていければと願います。

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2008.08.25

農業を通じての国際貢献

山梨日日新聞にて、先日の農業視察について記事が掲載されました。

この企画は、タマン大使閣下と話をしてきた内容で、”農業が国を変える”と常に考えてきたことが一つの形となったものでした。

今回は多くの人にサポートをしていただきました。現地の農業関係者、市役所の方々、ネパール大使館、運転手の方、ホテルの関係者。お手伝いをしてくれた学生や運転をしてくれた弟、現地集合・解散に同行してくれた学生の皆さん。感謝の心を持つことが、本当に大切だと感じております。

ネパールは国の体制が大きく変わってきました。長年続いた王政から、共和国へと変わり、新しく憲法が作られようとしております。今回同行した閣僚の方々は、非常に積極的に学ぼうと意欲に溢れ、質問の内容も視察に対しての姿勢も熱心で、国を背負ってきているんだという意識を感じました。

日本の農業が抱える課題もまた深く、後継者不足による農業就労人口の激減。農協も制度的には岐路を向かえ、新しい制度を必要としております。すなわち、日本・ネパール両国にとって、発展できるように、補完し合えるような形がないかと模索をして行きたいと思います。

プライベートな時間が、最近亡くなってしまったことに、寂しさを感じると同時に、これは私の選んだ生き方だと割り切った方が良いように思うようになってきました。両立が出来れば、もっと幸せな日々になれるように思うので、そのような時間が出来ればと願うこともあります。自分の役割を全うすることに専念して参りたいと思います。

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2008.08.19

ネパール大使・閣僚と行く農業視察

先週の水曜日・・・突然、ネパール大使館より電話がありました。

「21日に農業視察に行くことはできませんか?」

約1週間という短い期間で段取りが出来るところ。果樹農家をしている叔父さんに頼もうということで、予定をまず伺って大丈夫だということを確認をして、色々な人に相談をしました。すると大勢の協力していただける方のお陰で、市長との面談から農政課・農協の方の同行まで含めて、ようやく昨日段取りが出来ました。ネパール大使のタマン閣下。ネパール政府より5名。ジャーナリスト1名。7名の方をお連れして、山梨県へ農業視察を行う運びとなりました。関係諸氏には心よりの御礼を申し上げます。

6月に農業流通コンサルタントの方に「日本の食は安すぎる」をテーマに講演を頂いてから、日本の自給率を高めることはもちろんのこと、食糧危機に備えるためには農業こそが最も大切なことだと意識するようになりました。

今回の農業視察の目的は3つ。1つは農業の現場を見ること。2つは農業技術。特に有機農法について学ぶこと。3つは流通の仕組み。農協について学ぶこと。

農業技術に関しては、様々な分野でご活躍されている方にお力添えを頂きながら、進めていければと思います。ネパールは数十年前まで農作物輸出国だったにも関わらず、化学肥料による土地の疲弊や気候変動などによって、今では農作物輸入国となってしまっております。生産性の高い日本の農業技術によって、再び肥沃な土地を取り戻し、2500万人の人口の8割を占める農業に従事する方々に豊かさを与えることになれば、それは非常に価値ある事業となっていきます。

今回受け入れを頂いた地方自治体は「どうして、大使や閣僚のような偉い人達を民間の人が連れてこれるのですか」と疑問に思われたようで、これまでの経緯や流れを説明させていただきました。確かに国家規模の話なので、一市民が行うレベルのことではないのかも知れませんが、「思い」に対して「思い」で行動をしていくことで、何事も突破していけたりするのです。大使の思いに純粋に応えたいと思ったことと、これが将来の両国にとって、必ずプラスになるだろうと信じて、21日を最善を尽くして参ります。

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2008.07.30

ルーマニアからの訪問対応

夕方に突然
「英語で連絡が何度もかかってくるので対応して欲しい」
とロータリークラブの事務局より連絡があり、国際電話がかかってきました。

その電話で電子メールをお互いに交換をして、内容を読んでみたら、ルーマニアのロータリークラブメンバーの方で
「いとこが日本に行ったのですが、誰一人知りあいがいないので、助けてあげくれませんか?」
という内容で、携帯電話の番号が書いてあったので早速電話をして、宿泊先のホテルへ尋ねてきました。

日本に憧れを感じて訪れた親子の方がいらっしゃったので、「日本で何がしたいですか?」と伺って、3日の滞在と短い期間ではありますが、東京観光の手配をして、木曜日は一日御一緒することになりました。7月31日に東京観光に同行されたいという方がおられましたら、是非、ご連絡ください。

突然の異国からの訪問・・・日本は英語が通じなく不安であろうかと思いましたので、一生の思い出を作りましょう!ということで、出来る限りのサポートをしてさしあげようかと思います。

お母さんは建築家ということで、日本の建物や不動産。新幹線をみたいということでした。その方の娘さんは、ルーマニアでは有名な歌手・女優さんのようで、教えていただいたホームページを見てみたら、ハリウッドの女優さんと一緒に映画に出ているような写真もあったので、現地では影響力のある方のようでした。

緊急対応が出来る体制というのか、いつ不測の状態になっても対応できるように日頃から準備をしておかなくてはいけないと・・・感じております。

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2008.07.09

明日からネパール出張です

2008年7月10日(木)から15日(火)まで、25度目となりましたネパールへ行ってまいります。

この国は、最近、王様が王宮からいなくなったことで有名になったり、世界一高い山であるエベレストがあったり、仏教を創めたお釈迦さんの生まれ故郷であるルンビニがあるところです。

当時21歳の大学3年生だった私に、1995年12月に「ネパールに行って来い」と父親に言われてから、はや13年弱。あの頃は一介の学生でしたが、今は経営者・ロータリークラブのメンバーと立場が変わり、ネパール大使と共同プロジェクトを行ったり、かつては出来なかったことが出来るようになりつつあります。

初心を忘れずに、大学3年生の頃に感じた感性を、ずっと持ち続けたいと思っています。全ては「思い」が大切ではないかと感じています。

今年に入って、色々な形で国際開発プロジェクトに関わるようになってきました。奨学現物支給プロジェクトは継続して行っていきますが、自立可能な収入を得る仕組みとしての、職業訓練所およびカフェ・ショップの運営。農業を軸とした10代前半の小中学生を対象とした技術支援事業。ネパール・伝説の英雄であるプロレスラーを日本に招聘・・・という脇道もあったりしましたが、全てのプロジェクトが連携されて相乗効果を生んでいくことで、国際開発に新しい形が見えてくるのではないかと期待をしております。事業規模も非常に大きなものになりつつあります。

私の役割は”触媒”にのみ徹することで、基本は事業そのものの価値を向上させていくことだと思っております。自分の存在を消していくことが、事業の価値の増大に繋がっていく訳で、それが結果として成功へ近づいていくように感じます。それが良いかどうかも、まだ分からないことも多いのですが、このスタンスを持ち続けて、分を弁えた言動をして参りたいと思います。

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2008.07.03

世界市民(グローバルシチズン)への転換

1ヶ月前にフィンランド留学生とフィンランド料理を食べる会を企画して、留学生と大学生の交流をしました。その時に教えてもらった「フェイスブック」という実名SNSでは、毎日、世界中の友人の近況がほぼリアルタイムに送られて参ります。
日本を離れて、はるかヨーロッパにいる人とも、毎日一緒にいるような感覚。これはインターネットがもたらしたコミュニケーション。国境の壁はありません。

私は1995年にインターネットを初めて見たとき。そして、2001年にiPodを初めて見たとき。その時に近い印象をフェイスブックに感じました。これは感性の領域ですが、最終的にインターネットは個が際だち、それぞれが独立した多様性を認める世界観になっていくのではないか?画一化されつつある社会の中にあって、多様化が行われていることは大変素晴らしい事ではないだろうかと思います。是非、フェイスブックにご入会され、私のメールアドレスから友人登録をされてくださいませ。

かつて、東京物語という日本の古い映画を見ていたとき、広島県の呉から来ていた老夫婦が列車に乗って12時間かけて田舎に帰るという場面を見たことがありました。東京から広島まで、当時は飛行機が高すぎて庶民が乗れない時代。時間は今と同じように流れており、今は4時間弱で新幹線のぞみに乗れば行けてしまいます。約半世紀で、移動時間が3分の一になってしまいました。一世紀前だと、歩くなどの交通手段でしょうから、1週間以上かけなくては辿り着かない距離だったのでしょう。

1週間後に25回目のネパール出張へ行くのですが、日本からネパールまでは乗り換えもありますが、12時間以内に到着します。関西空港からカトマンズまでの、直行便が今月中に飛びますが、9時間くらいでネパールまで行けます。そうなると、かつての広島へ行くことと、今のネパールへ行くことは、時間的には同じかそれ以下ということになります。もちろん、パスポートも必要ですし、言葉も違えば文化も風習も違う。でも、世界は明らかに小さくなりました。

村人との関わりも、もはや10年以上のお付き合いになったことから、顔なじみの人たちと談笑をしたり、子どもの成長する姿を見て自分の子どものように感じたり、村が少しずつ綺麗になり、豊かになっていく様子を見ながら、共同事業をしていく中で、第二の故郷のように感じることもあります。私が勝手に思っているだけかも知れませんが、村人も少しずつ受け入れてくれているように感じる時があります。

世界中、どこに住んでいようとも、どこか繋がっている感覚。それが、私の知らない所であろうとも、これから出会う人であろうとも、心と心が触れあって、信頼関係を感じられる事は素晴らしい事だと思います。そこに私のが少しでもお役に立てているのであれば、存在価値はあるように思うし、人と人とのご縁は実に不思議なもので、その流れに素直に従っていけば広がっていくように思うのです。

世界市民(グローバルシチズン)への転換というのは、日常をそのまま世界で行えば良くて、人を喜ばしたい、何かお役に立ちたいと思い実行をしていけば、自然にそうなっていくように思えるのです。心の垣根を取り払うというか、自然体でいることによって、本来の自分が顕れ、それが世界の人たちと繋がっていけばと願っております。

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2008.06.29

モルディブ共和国と地球温暖化問題

昨日、学生団体ワールドシラバス主催のハローワールドというイベントに、モルディブ共和国のザカリヤ大使閣下をお招きして講演会が行われました。

通訳を務めさせていただき、モルディブ共和国で起きている問題。地球温暖化による水面上昇を中心に、とても深刻な話を伺うことが出来ました。

2004年のスマトラ沖地震による津波でも被害を受けて、ある島では島ごと無くなってしまって、別の島に移住をしたり、そこで起きたことなどの生々しい実例も伺いました。一つの島にそれぞれの文化・風習があって、それが一つになっていくということは決して簡単ではありません。でも、首都の機能を通じて、文化・宗教・民族がまとまりつつあるという話も伺いました。

ザカリヤ大使閣下は、4月にこのイベントでご講演を頂いたネパールのタマン大使閣下のご紹介で実現をしました。ワールドシラバスの学生メンバーが、非常に素晴らしい運営をされたことがきっかけで、他の大使をご紹介いただくという流れになり、昨日の会が実現されました。

私はプロの通訳でもないですし、英語が得意では決してありません。どちらかというと、英語を使えるという感覚も持ち合わしていなくて、勢いだけでやっているという感じです。相当意訳になりましたし、分からない単語も沢山あって、特に島の名前は全滅でした・・・しかし、ザカリヤ大使の思いや、考え方を直接伝えたいと、スピーディーにテンポ良く通訳をすることを心掛けたので、会場全体のテンションは結構高かったように思います。

このような経験は、将来を担う学生にお任せをして、世界を変える力を持つ次世代の発掘、育成へと発展して欲しいと願います。各国の大使をお招きして勉強をするという企画は素晴らしいと思いますので、ワールドシラバスの学生の皆様にはご活躍を頂きたいと願います。

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2008.06.25

社会貢献について考える

目の前で苦しむ人を救うのか?
根本的解決を図るため、仕組みそのものを変えるのか?

社会貢献事業をする上で、両方が成立することが理想であり、それが私の望む形です。一人の人を幸せにすることも、一万人の人を幸せにすることも、どちらも大変だし、遣り甲斐のあることだと思います。

いつしか私は、仕組を作る側になりつつあるようで、例え、目の前で苦しむ人を助けたいと思っても、その背景にいる幾線、幾万の人達のために、何かの具体的なアクションを起こしていくことが求められつつあるように思います。

社会に受け入れられるのは、小さい規模であったとしても、目に見える人達を救う方ではないかと思います。私もそこに喜びを感じておりましたし、そのような事業にこそ関わりたいとまで思っておりました。

でも、本当にそれで社会がよくなり、世界が実際に変わっていくのだろうか?と疑問を持つようになってきたのです。単なる自己満足ではないだろうか?実質的に、対象地域の人達がどれだけ生活向上をして、自立に寄与していけるのだろうか?そもそも事業そのものに意義があるのか?

考え始めるとキリがありません。最終的には、私自身のアイデンティティーや存在価値にまで深く関わりを持つようになってきます。私の場合は、一人の女性でさえ、愛する息子でさえ、残念ながら私の至らなさで幸せにすることが出来ませんでした。そんな私が会社経営や、国際開発、社会貢献事業が出来る説得力があるのだろうか?究極的には、私が生きている意義や価値があるのかだろうか?と根幹にまで入ってきます。

私がこの世に居なかったら。7年前にキリマンジャロで高山病で亡くなっていたら、私がきっかけで人生に影響を与えた人達は、それぞれ別の人生を歩んでいたことでしょう。人によっては幸せになった人もいるだろうし、意に反して不幸になった人もいるかもしれない。良かれと思って行動したことが、逆に伝わったこともあるだろうし、私の知らない所で間接的に幸せに関わったかも知れない。

でも、人の幸福感ほど相対的で分かりにくいものはありません。幸せそうに見える人ほど、内面では大きな悩みを抱えていたり、不幸そうに見える人が案外、幸せを感じている事もあります。そう考えると、私が居ようと居まいと、人の幸せには大して影響力はないのかも知れません。星の数ほど出逢った多くの人達の中でも、影響を与えられなかった人達の方が圧倒的多数だし、変わる人は変わるべきして変わっただけで、そのきっかけになったに過ぎないのかも知れないのです。所詮、私の価値はそんな程度で、自分が思っている程大きくもなく、人を変えられる程の力は実は持ち合わせていない事にもなるのです。

社会貢献事業で、貧しい人達を豊かにしたい。困っている人を救いたい。と考えるのは、その事自体は立派なことかも知れませんが、前提条件として、自分の力や影響力は、所詮吹けば飛ぶほどの小さなものだと自覚をするところから始まる様に思います。

それを自覚した上で、どんなことが出来るかを考えていく。

すなわち、目の前で苦しむ人を見て、すぐに表面的な行動をするのではなく、なんでそうなったかの根本的原因を考え捉え、本質的に変えていくには、非力な自分が出来ることは何かを考え、実行に移していく。そういうことなのではないのかと思いました。

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2008.06.09

東京の治安

1995年春に父親の友人であるドイツ人が日本を訪れたのですが、その直前に、地下鉄サリン事件が起き「日本は治安の安全な国だと聞いていたが、無差別テロが起きるなんて信じられない」と言っていたことを、昨日の無差別殺人で思い知らされました。

被害者の中には私と同じ年齢の人もいれば、20歳前後の学生をはじめあらゆる世代の人達が、まさに突然命を奪われる惨事が普通の町で日常の中で起きました。翌朝のワイドショーでは、容疑者の生い立ちやネットで犯行を予告していたことなど、コメンテーターの発言などを交えて同じようなことばかり報じられておりましたが、このような惨事を抜本的に無くしていくような方向には論じられてはおりません。

今回の事件では5分足らずの犯行だったとは言え、防ぐことは出来なかったのだろうか?惨事が広がる前に抑えることは出来なかったのか?事件が起きた背景や容疑者のことなどには触れても、東京の治安が非常に危ういという根本的な問題を指摘する方向には至っておりません。

日本には交番が多く、確かに治安が保たれている国であることには間違いありません。しかし、非常時における臨時対応に関しては、今回対応が仕切れなかったように思います。そもそも、このような惨事が起こるとは全く想定をしていないだろうし、犯人の取り押さえも現段階においては最速であったのかも知れませんが、尊い命が日中の町で奪われたという事実だけは消えません。異常なことが起こる現在において、それをどう防ぐか。自分が治安のトップだとしたら、このような事態が二度と起きないようにするにどうしたらいいのか?という視点で、しばらく考えてみたいと思います。

それぞれ愛する人、愛される人もおられたことでしょうし、それが突然断ち切られてしまうようなことはあってはならないことです。犠牲者の方々のご冥福をお祈りしております。

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2008.05.30

「世情」から考えるネパール連邦共和制

世の中はいつも 変わっているから

頑固者だけが 悲しい思いをする

変わらないものを 何かにたとえて

その度崩れちゃ そいつのせいにする

中島みゆきさんの「世情」の歌詞 ですが、1981年のTBSドラマの「3年B組金八先生」で生徒が逮捕される時に流れる挿入歌として有名な曲です。

昨日、ネパールで、約240年続いた立憲君主制から連邦共和制へと変わりましたが、ギャネンドラ氏(元国王)に贈ってあげたい音楽です。15日以内に王宮から出て行け!という決定は、イラクのフセイン氏に対して子ブッシュが「お前は大量殺戮兵器を隠しているから、24時間以内に国から出て行け!」と宣言したくらい、やりすぎだろうと思います。でも・・・「その度崩れちゃ そいつのせいにする」んですよね。世情は・・・

1995年にネパールに訪れた時・・・国王を尊敬している国民の下、内戦もなく、それなりに平和を感じる国でした。しかし、1996年から毛沢東主義による内戦が始まり、2001年の王宮銃撃事件、2005年の国王クーデター、2006年の全国デモ、そして、2008年の連邦共和制へ。延べ25回訪問をして、この激動の13年を体験をさせていただきました。

昨年10月に訪問をした際には、デモ隊に2時間足止めをくらったり、ストライキの影響で訪問が出来ない時期があったり、お会いしたことがある元首相が逮捕されてしまったり、それなりに私も影響を受けておりました。ただし、課題が多すぎて、新しい政権が果たしてどこまでやれるかは、良く見ておく必要があります。

世界的なニュースとして大きく取り上げられるようになるのは、良いニュースよりも、事件性の高いものばかりでイメージの向上にはあまり繋がらないのですが、私のやれることに集中をして、コツコツと足固めをしながらプロジェクトを進めて参りたいと思います。

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2008.05.25

世界で起きている事の中で何か一つ変えられるとしたら・・・

「世界で起きている事の中で何か一つ変えられるとしたら、あなたは何を変えたいですか?」

多くの学生に問うてみた質問で、様々な答えがありました。

「食べ物が腐らない食糧貯蔵庫を作って、世界から飢餓を亡くしたい」
「心の荒廃を防いで、戦争などの争いが起きないようにしたい」
「資源が無限に出るようにして、商品の価格を安くしたい」
・・・

「何かを変えると副作用が出るので、変える事は良いことだとは思わない」
という答えもありました。

ミャンマーのサイクロン。中国の四川大地震。未曾有の大災害が立て続けに起きた、とんでもない一ヶ月。果たして、私達は何が出来、何をしていけるのでしょうか?

昨日の夕方に放映されたTBSニュースNEXTにて、サイクロン被害にあった地域の映像と、ミャンマー軍事政権の政治家が民衆と対話をしている場面が報じられました。実際の被害状況は定かではありませんが、スマトラ沖津波に近い未曾有の大災害であり、インドからサイクロンがミャンマーに向かっているという情報があったのに、国民に何も知らせなかったことや国際援助を拒否し続けていたことなど、人災の側面すら浮き彫りになってきました。「亡くなった人は運命だったから仕方がない。生きているだけで幸運です」という発言を、ミャンマーの軍事政権の政治家が述べ、誰一人声を出そうとしない場面を通じて、政治によって犠牲になっている多くの国民の苦しみを感じました・・・政府として何も準備も対策もせず、実に酷い状況下に置かれております。許せない理不尽さです。

世界で起きている事の中で何か一つ変えられるとしたら・・・国民のため、私利を捨て、例え反対があってもやり抜く真のリーダーのみが国家を率いる仕組を作る・・・これに尽きると思います。

中小企業の経営者としても、顧客のため、社員のため、社会的責任を背負いリーダーとなるための修行をしておりますが、今の私はまだまだ実力不足で、世間のお役に立てる所には至っておりません。だからこそ実力をつけて、一歩一歩階段を登るように経験を積んで、いずれは世界的リーダーとなれるまでの実力を身につけていきたいと考えております。

理想は高く持っておりますが、現実は全く追いついておりませんので、足元を固めて、上がっていきたいと思います。一足飛びには駆け上がれませんので、一歩一歩着実に参ります。

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2008.05.20

チェ・ゲバラの「真実の戦い」

日曜日にご縁を頂いて、チェ・ゲバラさんの娘さんである「アレイダ・ゲバラ」さんの講演を伺うことが出来ました。一人で新宿御苑の茶室で寂しく過ごしていた私を誘って頂いた学生に感謝を申し上げます。

真実の戦い・・・この言葉が心に残りました。
どうも、アレイダさんの話を伺うに、父親であるチェ・ゲバラさんは「馬鹿正直」で「無茶苦茶な行動力」があり「納得いくまで知ろうとする」熱い人物であるように聞こえました。

旅行日記が紹介されておりましたが、自分のやった行動について、どんなに恥ずかしい事でも正直に書いていることに好感を持ちました。人を惹き付ける魅力って、隠し事のない開けっ広げな性格にあったようにも思います。知性もありながら、情熱もある。カストロとの熱い友情なども、そこから生まれたのでしょう。また、分からない事は徹底的に調べて、それを応用しようとする実学としての学び。革命家とは、誰よりも勉強家なんだと思いますし、魅了された人達はその素直で熱い情熱に突き動かされ、まさにキューバ革命を成し遂げたのだと思います。

これからは真実の戦いをして、世界から暴力・貧困をなくしていきましょうという部分には深く共感を持ちました。

人を惹き付ける。これって、一体何なのでしょうか?
情熱なのか?使命感なのか?優しさなのか?
これが分かれば、多くの人に愛される人物になっていけるのかも知れません。かくありたいものです。

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2008.04.13

歴史から学ぶ紛争

2008年の現在でも、至る所で紛争が起きております。
それは、私が25回訪問をしたネパールでも、反政府運動をしていた毛沢東主義も含めて国政選挙が行われていたり、友人が多いチベットでも中国との間で大変なことが現在進行形で行われております。

アフリカでもウガンダ北部で続く内戦。ルワンダでの大量虐殺から、スーダン・ダルフール地区での紛争。中央アフリカにあるチャドでの内戦・・・あげれば切りがありません。

ネパールの現地で聞いた話では、インドとの国境に近い南部では民族同士が惨い争いをしており、ダルフール地区のような事も起きていると聞いたこともありますが、そこに辿り着く情報が殆どないという水面下における紛争も進行しており、それは世界中で起きているように感じます。

1980年のレーガン大統領が当選をした頃に、アメリカの軍事介入と共産主義との冷戦を背景にした、中南米のエル・サルバドルを舞台とした「サルバドル」という映画を見る機会がありました。これで人生三度目ですが、ショックであることは変わりませんが、同時に複眼的に見えるようになってきました。それは当事者としての視点です。

ノルウェーの社会学者、ヨハン・ガルトゥングが提唱した国際政治学および平和学の概念では「構造的暴力、文化的暴力、直接的暴力」を暴力と定義しております。

その構造的暴力によって、多くの市民が殺され、暴力が連鎖されていきます。その紛争を根本から解決していくには。歴史から学び、その教訓を生かして予防をしていく仕組作りではないのかと思います。紛争はあらゆるレベルで起こります。全てを当事者として捉えて、どう解決していくか?それを学び、実践していきたいと願います。

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2008.04.04

オランダの雑誌社へ電話

2008年3月31日(月)にジャパンタイムズで発表した、首都高速道路の環状線を地下に埋めてしまうプロジェクト。この広報戦略を担当して、1週間が経ちました。

4月1日に日本のメディアにプレスリリース。
そして、4月2日にアメリカ・ヨーロッパのメディアにプレスリリース。

ホームページのアクセス数はうなぎ登りで、問い合わせもきております。

昨日はインタビュー取材の申し出があったオランダの雑誌社へ、直接電話をして担当の人と話をしました。先方の女性担当は、まさか日本から電話が来るとは思っていなかったようで、凄く驚いていたようでしたが、クイックレスポンスにはそれを上回るレスポンスをして差し上げることが礼儀ではなかろうかと思います。質問を送って欲しいという要望をお伝えさせていただいた次第です。

海外へ電話をしながら、色々と仕事の話をするような状態になってきた事は大変有難いことであると同時に、一言一言の発言の重さが増してきているので、気をつけて話をしなくてはならないと思っております。まずは戦略ありき・・・と言ったところでしょう。

人のため、会社のため、国のため、社会のため。自分以外の何かのために働くということの意味を考える事があります。自分のため・・・という思いを亡くす事は簡単には出来ることがないですが、自分を亡くして、他を利する。仏教用語ですが亡己利他。この考え方を実践をしてみることの意義をかみ締めて参りたいと思います。そのためには、自分の感情に左右されずに、純粋に仕事にのみ専念をする割り切りなんだろうかと考えます。

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2008.03.24

ヒマラヤンタイガー

昨日の靖国神社で行われた「ゼロワンマックス」というプロレス団体の奉納プロレスにて、ネパール伝説の英雄こと「ヒマラヤンタイガー」がリングに上がりました。

ここしばらく・・・メディア(と言っても東京スポーツですが)などに書かれたり、私のブログが何故か情報源になったりしていたため、詳しくは書くことが出来ませんでしたが、一応お披露目が終わったので、こうして書くことが出来るようになりました。東スポの紹介の仕方はそれにしても凄まじくて「ナイフ一本で城を落とせる」「傭兵時代に三桁の人を殺した」「気で虹を作れる」「Tシャツとサンダルでエベレスト登頂」など、実に凄いプロフィールになっておりました。

ネパールでアメリカ帰りのプロレスラーが、プロレス興行を行っている。昨年10月に噂を聞いてすぐに、私の方からコンタクトを取るよう依頼をしました。このネットが張り巡らされた情報社会において、情報量がゼロという存在は、逆に新鮮なようで一部マニアの間では「謎の存在」だったようです。その余韻は残ったようには思います。

紆余曲折ありましたが、無事に日本に到着をして、時にはネパールに直接電話をしたり、身元引受人として様々な手続きを経て、昨日リングに上がって闘っている姿を見たときは、感慨深いものを感じました。

ご招待したネパール大使の奥様と息子さんは、プロレスそのものを見るもの始めてでしたが、ヒマラヤンタイガーの登場に大変喜んでおりましたし、20人近くネパール人が観戦に来ており、みんな国旗を掲げて喜んではしゃいでおりました。自国の英雄が闘う姿を応援することで、来日しているネパール人は勇気をもらったのでしょうね。

日本・ネパール友好試合。そして、ネパール大使のご家族までお越し頂き、国の親睦という点においては大変意味のあるイベントになったように思います。また、靖国神社という特殊な環境での野外でのプロレス観戦に来ていた人達も、微妙な空気も含めて「タイガー、タイガー」と叫んで期待感(怖いものみたさ?)を込めて暖かい応援もあり、プロレスマニアにとっても久しぶりの「怪しい外人レスラー」の登場を楽しみにしていただけたようでした。

いつも同じことを考えるのですが、満足をしたり幸せに感じられる瞬間は全くなく、これをどう次に繋げていくか。これはあくまでも「始まり」に過ぎません。関わる全ての方々には心よりの感謝を申し上げると共に、この流れを更に大きく、日本・ネパールをはじめ、アジアの国々との友好関係へと繋がり、事業としても大きな展開が可能となった時点で私は役割を果たせるように感じております。

皆様に心より感謝申し上げます。

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2008.02.22

ネパール大使のタマン博士

昨日のお昼、ネパール大使であるガネッシュ・ヨンザン・タマン博士の通訳をしました。通訳と言っても、意訳に近くて、果たして真意に添っているかは微妙ではありますが、約30分間の質疑応答を含めて、色々と話を伺い、それを日本語・英語でお伝えする仕事です。

私自身、ネパールとの関わりは12年を超え、これまで4名の大使と親しくさせて頂きました。前のギミレ大使は外務官僚。今のタマン大使はNGO活動家。これまで17ものプロジェクトを現場で作ってきた、まさに国際開発の専門家でもあります。

3月中旬以降、タマン大使に学生を中心にした、ネパール料理を食べながら懇談をして国際開発を学ぶ研究会を行いませんか?と相談をしたところ、なんと快くお引き受け頂きました。

ネパール大使とネパール料理を食べながら、国際開発について学ぶ会。
これは、とっても魅力的な会合ではないかと思います。
しかし、今の私は経営に特化をせねばならない状況下に置かれておりますので、是非、この企画を中心となって行ってくれる学生を募集しております。

チャンスは無限に広がっております。私の専門は「経営者」であって、「社会起業家」でも「教育者」でもございませんので、どなたか自分がやってみたい!と思われる方には、是非、その役割を担って頂きたいと思います。全面協力は致します。

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2008.01.14

アーティザン・アンコール研究と国際開発プロジェクト

お茶室に籠って、国際開発プロジェクトについて色々と文書を書いておりました。12年に渡って、ネパールと関わり、1月16日の訪問から次のステップへと切り替わります。多くの方々と協力をして行って行きたいですし、学生の人達にこの事業を通じて、沢山のことを学んで頂きたい・・・そう願っております。

カンボジアにあるアーティザン・アンコール

1992年にNataional Cambodian Institutions、フランス外務省、EUの主導で「Chantiers Ecoles de Formation Professionnelle (CEFP) 」と「Artisans d'Angkor」が立ち上がりました。

「CEFP」は、学校を中退した農村青年たちに無料で質の高い職業訓練を提供する長期開発プロジェクト。
「Artisans d'Angkor」は専門的・経済的・社会的統合の機会を与えるプロジェクト。

CEFPは職業訓練プロジェクトで、Artisans d'Angkorは、CEFPで訓練を受けた社会的にかつ経済的に自立するための場(職人として働き、収入を得る機会)になっているわけです。二つが複合的に機能しているのです。

「Artisans d'Angkor」は有限責任会社の法人格をもち、2006年時の従業員数は千人、財政的に完全自立しております。

実際に、カンボジアのアンコールワットを訪問した人にアーティザン・アンコールの話を聞いたところ、品物の質は良くて、綺麗な展示とサービスもしっかりしていると評判は非常に良いとの事です。更には、三越でもここの商品を取り扱っているということで、品質保証もされている訳で、日本人旅行者は数万円のお買い物をしていく場所としても優れているようです。


この規模の、自立した職業訓練および販売までの統合を、5年でネパールで立ち上げたいと思っています。そのための調査が、来週水曜日の24回目の出張の目的です。

今までは、小さなプロジェクトをコツコツとこなしておりましたが、今回からは、ダイナミックに短期間で最大の効果を生んでいかなくてはなりませんし、私の人脈・ネットワークを総動員して、確実な成功とメディアを巻き込んだ効果的な”国際開発プロジェクト”へ発展させていきたいと思います。

今はまだ、真っ白なキャンバスですので、一緒に絵を書いていただける方。大募集です。2月9日(土)1時から、アジア文化会館にて勉強会を開催しますので、是非お越しくださいね。また3月後半に、ネパールフィールドスタディーも企画しております。


特に学生の皆さん!充実した日々を過ごすためにも、一緒にやりましょう。コメントお待ちしております。

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2008.01.05

導かれるままに

仕事始め。昨日は7行の銀行を回り、午前中から日本酒を少しずつ戴いたりしながら、ご挨拶をしておりました。会社でも社員と顔を合わせて、年始のスタートと乾杯の挨拶、本業の改革をしている弟のスピーチと、身の引き締まるような始まりとなりました。

カーナビゲーションに導かれ、東京・神奈川・東京郊外を回り、社員に運転をしてもらいながら移動をしておりました。不思議なもので、このようなナビゲーションを機械がしてくれる時代になったのだと感慨深く思っておりました。

昨年の11月頃から、どうも導かれるように「ネパールにおける地球環境問題」についてのニュースが入り始めました。朝日新聞で氷河湖の特集が始まった。地球環境問題のフォーラムに参加。元旦の新聞でも氷河の溶けかけたヒマラヤの写真。そして、昨晩のテレビ朝日での地球温暖化のテレビ番組による氷河湖の映像・・・

1995年から12年に渡りネパールに関わってきて、色々なプロジェクトをしてきましたが、まさか、地球温暖化による被害が最もネパールに起きていたとは・・・その実態に驚きました。

確かに私にとって故郷のような国で、延べ23回訪問し、いつも暖かく迎えてくれる人々が住む美しい場所です。そして、昨年9月に一緒に共同事業をしているサランコット村にて、洪水で村人が流されたというニュースもまた、地球温暖化の影響があったとは・・・

国際開発と地球温暖化対策は、同じレベルに存在をしていたことを知り、衝撃を受けると同時に、何も知らなかった自分が情けなくなりました。

パプアニューギニア近くの島で暮らす人が、海水によって島が沈んでいく将来について、先進国の人達への怒りのメッセージがあった場面がありました。これは他人事ではないのです。自分の事として、まず何がやれるのか?環境ビジネスとかではなく、表層的なことではない、具体的なアクションは何か?今こそ始めていく時が来ているのだと思います。

ネパールの環境問題。導かれるままに情報を頂いた手配に感謝します。

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2008.01.04

スタグフレーション

あまり聞き慣れない言葉ですが、スタグフレーション(stagflation)。stagnation(停滞)、inflation(インフレーション)の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が共存する状態を指すすなわち、不況下なのにインフレする・・・という時代が到来しております。Wikipediaには詳しく乗っており、その発生のプロセスまで書かれております。

発生のプロセス(Wikipediaより)
経済のダイナミズムから見れば、スタグフレーションは、経済上の資源を過剰に使用して経済成長した場合に、バランスをとるために発生する。
1、何らかの外的ショック(たとえば原油価格の高騰)によりコストが増大する。
2、利益を圧迫された企業は生産調整を図る。
3、需要が旧来のトレンドを描く中で、供給が減少するため物価上昇が加速する。
4、物価上昇が加速することで需要量が減少し供給とマッチする。
通常の景況悪化と違い、需要よりも先に供給が減少することが、特徴である。

そのため、通常の景況悪化=「物価下落と不況」ではなく、スタグフレーション=「物価上昇と不況」ということになる。どちらにしても、需給がバランスへむかうプロセスであることは変わらない。2003年の秋。中国の大連にて、ある中国視察旅行に参加をしたのですが、その移動車中にて「金融経済」と「実態経済」についての話を伺ったことが興味を持つきっかけになりました。「金融経済が実態経済よりも100倍以上増えているのが問題だ」という、日本を引っ張る大企業の元社長のつぶやきでした。

2007年の暮れに外国人投資家が日本に投下したお金は、約600兆円と朝日新聞に書かれておりました。日本の貯蓄額は郵便貯金も入れると約800兆円と言われ、このうち、銀行だけでも550兆円と言われておりますから、一体全体、どこからそんなお金が湧き出てきたのだろうか?と普通に疑問を持つわけです。日本は世界で最も貯蓄をしていると長年聞いているので尚更のことです。

グローバルマネー。すなわち、インターネットを介して増殖したお金は今、実態経済の何百倍、何千倍にまで異常増殖をして、それがコモディティ(商品)に一気に向かっております。この事は既に、三年前にはジム・ロジャースという人が言っていた事で、自ら仕掛けたのか、そうなると予言したのかは謎めいております。世界全体の流れ。お金の向かう先としては当然のことでしょう。

あまり当たって欲しくない予測としては、お金という価値に大きな転換を全世界的に迎える可能性があるのではないか?という素人の読みがあり、そうなると、お金という価値は物に比べて・・・果たしてどれだけの価値を持つのかを思うと、世界全体で同時に起きている諸問題が全て直結してきそうな気がしてなりません。

あまり経済については専門家ではないため詳しくかけませんが、”なんとなく”感じる今後の価値転換について、スタグフレーションをキーワードに探ってみました。詳しくご存知のお方は、是非教えてくださいね。

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2008.01.03

Change the World 世界を変えよう!

エリック・クラプトンの「Chage the World」という曲を、久しぶりに年末に聴いてから、ずっと頭の中で繰り返し流れているお正月でした。

今年は、
「Change the World 世界を変えよう!」
を一年のテーマにしようかどうか・・・ご意見を賜れると幸いです。

最近活躍している学生の日記を読ませていただいたり、実家に帰って10年前の学生時代に読んでいた本を読んでいて、何かを書かなくてはならない気持ちになりました。

それは「もっとお役に立ちたい」という”思い”です。

2006年クリスマスイブに、人生で三度目の涙を流した時に見た映画は「素晴らしき哉、人生」。フランク・キャプラ監督の戦前の映画でした。自分が存在していない世界を見せられて、人生のどん底にいたジェームス・スチュワート演じる主人公が、実は自分の存在が非常に大きかった事に気がついて、その後奇跡が起こるという感動的な話でした。映画を見て涙が流れたのは、あれが最初で最後かも知れません。お勧めですので、是非ご覧くださいね。

私の知らないところで、私が立ち上げた会や行動をしたことがきっかけで、